渡欧後1週間が経ちました

おはようございます。こちらは2/5の朝8:46です。

今日こそベルギー到着してから1週間です。1週間前にルーヴェン駅に到着した時は(も?)それはそれは大変でした。
なぜか。
駅のエレベーターが壊れていたのです。ちなみに、ベルギー到着時の私の装備は、
1)持ち込み制限一杯の大きいスーツケース2つ(23kg×2)
2)”重い”機内持ち込み荷物のリュック1つ。(海外通の友達に「涼しい顔して入れば大丈夫」とアドバイスもらい、涼しい顔をしておりましたが、実はあのリュックは10kg超えていました。すみません・・・)
3)手回り品とは名ばかりの、重たい斜めがけカバン。
です。たぶん70キロ弱はあった気がします、荷物の総重量。ですから、エレベーターは使えない、エスカレーターも使えない駅ではかなり辛かったです。最後の階段の上りのところは、親切なおじいさんがスーツケースを1つ運んでくださったので助かりましたが。
さらにその後が悲劇でした。悲劇というか自業自得なんですけど(荷物重いの含め)。
つまり、何がどうなったのか、私の中で「タクシーに乗る」というアイディアが欠落していたのです。多分それは、ルーヴェンでタクシーをあまり見かけないので、タクシーという概念が欠落していたのだと思います。(でも現実には時々います)
とにかく、そんなわけですから、私は何の疑いもなく、10kgちょっとのリュックと、重たい斜めがけバッグと、23kgの大スーツケース2つと共に駅から徒歩約20分ちょっとの寮に向かったわけです。それはそれは大変な道のりでした。これに比べたら今まで私がしてきた歩き旅なんて、ただの散歩だったんじゃないか?というくらい。(それはさすがに大げさですが😅)。
何と言っても、ヨーロッパのあの洒落た石畳がいけない。あれは普通に歩く分には素敵な雰囲気醸し出していて良いのですけど、大きなスーツケースを複数持って歩くにはただの試練の道です。実際、普段なら20分ちょっとの道のりですが、1時間以上かかりました(これは大げさではなく真実)。
もっとも、これは私がタクシーに乗らなかったのがいけないのであり、タクシーに乗れば解決する問題なので、この街が悪いわけではありません。私が悪いのです。
そんな苦い体験から、今後ヨーロッパを旅する可能性のある方に強くアドバイスしたいと思います。
「ヨーロッパを旅するときに、大きいスーツケースを持ってきてはいけない!もし大きいスーツケースを持ってきたら、常にタクシーなど、車で移動すべし!とにかく極力石畳を移動しないように考えるべし!」
あるいは・・・スーツケースが1つなら、ギリギリ大丈夫かもしれません。そしてあまり重くなければ。せいぜい20kg弱が良いと思います。実際、こっちの学生たちが週末洗濯に実家に帰るときはコロコロ1つで移動していますから1つなら大丈夫かも。ただ、彼らのコロコロは大抵ソフトケースでしかも中身は洗濯物だけですから、大して重くないと思います。
とにかく、ヨーロッパの凸凹石畳を重いスーツケースを転がすのは想像以上に大変ですので、ご旅行の際には要注意です!

さて前置きが長くなりましたが、昨日の報告。
昨日は日曜日だったので、ほとんどのお店やスーパーが休みのため、最低限の食材(水)だけ買って、寮のキッチンで料理をしよう、と企んでいました。
ただ、私は今、どうしてもマグカップが欲しいので、マグカップを求めてダメ元で1軒思い当たる店に行くことにしました。というのも、寮のキッチンの共用グッズにマグカップもあるのですが、それは共用ダイニングで使う用で、部屋に持って行ってはいけないのです。部屋で使う分は、自分で用意しなくてはいけません。つまり、マイマグがない限り、電気ケトルを買っても、温かい飲み物を自分の部屋で飲めないわけです。
そんなわけなので、私は「げ、今日日曜だよ。店休みだよ」と思いつつ、ダメ元で前から「素敵だな」と思っていたお店に行くことにしました。

寮の外に出ると、雪がちらついており、ほとんど人もおらず、いつも開いている店もことごとく閉まっていて実に静かでした。昨日も書きましたが、ルーヴェンの日曜日は、昭和の正月三が日です。しかし私は可能性にかけて店に向かいました。
そうしたら何ということでしょう!開いていました😃そして地元民は知っているんですね。私の前にも後にも続々とその店めがけてお客さんが来ました。生活の知恵というやつでしょうか。(ちょっと違う?)
とにかく私は無事その店でマグカップを買えました。さらに、改めてじっくり見る店内は、私好みのお店でした。こういう素敵なお店は、見ているだけで癒されます。ですので、今後私は勉強や生活に疲れたら、このお店に来ようと思いました。たとえ買うものがなくても。

あまりに気に入ったのでお店の壁に書いてあった「店の成り立ち」のようなものを立ち読みしましたら(英語で書いてあったので読めたのです)、どうやらオランダの店のようでした。ユトレヒトが第一号店みたいです。それでふと思ったのが、このお店はオランダの店、先日私がwifiルーターを買えて小躍りしていた電気屋francはフランスの店、そして私が念願の掛け布団をリーズナブルに買えた&電気ケトルも買えた安いお店HEMAもオランダのお店。そしてもちろんIKEAはスウェーデン。つまりベルギーのお店が一つもないのです。こういう外資(?というのかわかりませんが。EU圏内では)のお店ができるまでは、一体ベルギーはどういう風だったのでしょう?!ベルギーはあまり小売店に力を入れていない国なんでしょうか?それともチェーン店が少なくて、いわゆる町の商店のようなものが多い国なのでしょうか?実に不思議な国です。そう言えば、先日学部の人たちの飲み会に参加したとき、すでに3年住んでいる留学生が「ベルギーというのは不思議な国だ。何が、というのはうまく言えないんだけど、なんていうか・・・フランスやドイツなどの大国とはもちろん違うし、かと言ってイタリアともオランダとも違う。とにかくなんか隙間というか、小国なんだよ。実に不思議な国だよ。君も日に日にこの国の不思議さに気づくだろう」と言っていました。なので私が「なるほど、ではこの国を見てヨーロッパってこうなんだ、と思ってはいけないということ?」と聞いたら「そうだねぇ、もちろんヨーロッパの国らしいところもあるのだけど、ヨーロッパの国の中でも特殊な国と思っておいたほうがいいかもね。そもそも公用語が複数あるってのも特殊だし」と言っていました。いやはや、意図せず選んだベルギーですが、どうやら不思議な国だったようです。今後その不思議さをどんどん解明していきたいものです。

さて毎度ながら話が大幅に逸れましたけど、そんなわけで私は無事マグカップをゲットし、さらに事前にバディに「日曜もやってる」と教えてもらっていたスーパーに水と玉ねぎを買いに行き、料理をすることにしました。
私のベルギーでの(パスタと生サラダ以外の)初自炊はカレーです!
実は日本にいるとき、私はこう言ういわゆる日本のカレーが好きではなくて、「バターチキンカレー+ナン」みたいなインドのカレーが好きでした。ですから、まさか自分が海外で最初に作る料理がカレーだなんて・・・。もう日本の”いわゆるカレー”に足を向けて眠れませんし、「バーモントカレーみたいなやつ好きじゃないんだよね~」なんて口が裂けても二度と言いません。(それどころか日本の家族に「カレールーを送ってほしい」とオーダーしてしまいましたよ(^^;)

とにかく、そんなわけで私はカレー調理に入りました。
実はこの寮のキッチンには「これはもしかして・・・炊飯器なのか?」という、日本人からすると全く炊飯器に見えない、炊飯器らしきものがあるのですが、それはすでにインド人の住人によって使用されておりましたので、私は鍋で米を炊くことにしました。そこでハッと気づいたのが、計量カップがないこと。しかしインターネットというのは素晴らしいですね。カップなしでの米や水の測り方、炊き方も情報がありました。私はしみじみ思いますが、インターネットが普及する前に海外移住をした人と今とでは、100倍ぐらい大変さが違うだろうなと言うこと。頭が下がります。

さて、そんな風にしてお米を炊き、カレーを煮ていると、ウクライナ人の寮の住人がやってきました。彼とは数回顔を合わせていますし、インド人の神父さんも私と彼を紹介してくれたことがあります。(なので私は彼がウクライナ出身だと知っている)。しかし、彼はシャイというか非社交的というか、あまり人と話したくないタイプの人のようなのです。というのは、キッチンに来る時も「話しかけるな」オーラ全開なのです。具体的には、イヤホンして何かを聴きながら目を合わせないように冷蔵庫やガス台をウロウロしているわけです。ですから、私ももちろん空気を読んで、彼には「ハイ」と挨拶だけしてあとは話しかけないようにしています。
で、昨日カレーを作っている時、その彼もランチを作りに来たのですが、無言の20分間で、それはそれは気まずかったです。私のような口から生まれたタイプからすると、無言で20分間この空間を共有するくらいなら、喋ってしまったほうが気が楽な気がしますが・・・。しかし、世界にはいろんな人がいる。寮にもいろんな人がいる。その違いを知り、理解し、尊重することが大事ですよね。例えば、私には気まずい沈黙の20分間ですが、彼にとっては心地よい静寂の20分間かもしれません。なので私も極力無言を貫き通しました。(時々「あ、これ使いますか?」とかは話しましたけど。ちなみに、私が落としたジャガイモの皮を拾って代わりに捨ててくれたりするので、悪い人ではないのです。もちろん)

そんなこんなで、無言の重苦しさを紛らすため必要以上に鍋をかき回してる間に、私のカレーも完成しました。
「ちょっとのルーでなるべくたくさん作ろう」とセコイ作り方をしたので、具沢山でやや薄味サラサラになりましたが、まぁ良しですし、そこは日本のカレールー。無難に美味しかったです。ありがとう、ゴールデンカレー(甘口)!
残ったルーは、先日買っておいたIKEAのジップロックみたいなプラスチックの入れ物にぴったり入ったので、お米共々冷蔵庫に入れ、あと3日はカレーが食べられます。めでたし、めでたし。

昨日はそんな1日でした。
そうそう、カレーを食べて部屋に戻ってメールチェックしたら、寮の住人代表から
「2セメスターに新人が来ました!ようこそヒロコ!」というメールがきており、私のために寮のコミュニティの住人全員との顔合わせの時間を作ってくれることと、みんなの部屋見学ツアーが開催されることが書いてありました。
ありがたい反面「やはりこのコミュニティにニューカマーは私1人なのか・・・!」と恥ずかしいような申し訳ないような、やや気が重くなりました。(もちろん、ありがたいのが98パーセントですが)
こちらの大学は基本9月の第1セメスターからなので、私のように2セメスターから入る人は少ないのですよね。私も当初は第1セメスターからを予定していましたし。なんにせよ、転校生気分でキンチョールです。でも、その日を乗り越えれば、寮での生活がより快適になると思うので頑張ります。

さて今日のやることは、その「ようこそヒロコ!」のメールにお返事をすること。
それから、掃除用具を買って部屋の掃除をしまくること。(実は私は変なところが潔癖症なので、どうも落ち着かないのです。一回自分の手で本気の掃除をしないと)
あとは学費を払い、各種オリエンテーションの予約、日時チェック、それから学生保険も申し込もうと思います。
そうそう、この学生保険は特筆事項です。なんとベルギーの学校に通うと私(留学生)でも学生保険に入ることができ、しかもそれは「歯医者にも適用される!!!!」のです!これはスゴイことです。
この情報を聞いた時は耳を疑い、思わず「本当に歯医者にも適用されるんですか?」と聞き返しました。そうしたら担当スタッフが「ええ。でももちろん、虫歯ができた、とかそういう時ですよ。ホワイトニングとか、美容矯正は適用にならないですよ」と当たり前のことを言うのでびっくりしました。そんなの日本でも適用になりませんよ!
なんと留学生に寛大な国、ベルギー!素晴らしいですね。えぇ、実に素晴らしい。ちなみに私のリスニングが間違っていなければ、25パーセント負担で済むようです。(75パーセントが返って来る、と理解したのですけど、私の希望的観測の理解もあるのかもしれないため、ここは後で再度よく調べます)

それでは、日本は今、、、夕方の4:42分。みんなお仕事後ひと頑張りして帰宅、と言う感じですね。

今日も素敵な1日を💕😊

 

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